8月8日、西条市丹原文化会館で「ふるさと西条・健幸フォーラム」が開催され、仏教の知恵と音楽の力という2つの視点から、心豊かに健やかに暮らすためのヒントを考えました。前編では、道前太鼓LA・BANTAによるオープニングと、瀬川大秀猊下による基調講演の様子をご紹介します。

道前太鼓の力強い演奏でスタート!

オープニングを飾ったのは、丹原を拠点に活動する「道前太鼓LA・BANTA」の皆さん。2003年、市民参加型の「和太鼓講習会」の受講生有志によって結成された和太鼓集団で、小学1年生から70代まで幅広い世代が活動しています。この日は地元・西条に伝わる伝統芸能をモチーフにした曲やオリジナル曲を披露。力強い太鼓の音が会場いっぱいに響き、フォーラムが幕を開けました。

越智三義市長は、「心の健康」の大切さに触れ、「今日は瀬川猊下のお話とレーモンド松屋さんの音楽を通して、心を洗い、家に帰って家族と笑顔で話し合ってください」と来場者へ呼びかけました。

「こころの健康〜こころ豊かな健康〜」

基調講演には、総本山仁和寺第51世門跡・瀬川大秀猊下が登壇しました。西条市飯岡出身の瀬川猊下。世界遺産・仁和寺の歴史を振り返りながら、受け継がれてきた仏教の教えをもとに「心の健康」についてお話しいただきました。

人生100年時代といわれる今、健康で充実した人生を送るためには、からだだけでなく心が整っていることも大切です。講演では、心を悩ませる原因として「欲・怒り・愚痴」の3つが紹介されました。欲を求めすぎたり、怒りにとらわれたり、考えても仕方のないことを考え続けたりすることで、知らず知らずのうちに自分自身を苦しめてしまうことがあるといいます。

日常にある幸せに気づくこと

講演では、80歳を前に心臓の手術を迷っていた女性が、孫の「おばあちゃん、元気になってね」の一言で手術を決意し、無事に回復。鳥のさえずりや孫と過ごす時間など、当たり前だった日常に幸せを感じるようになったというエピソードも紹介されました。

日々の暮らしにある幸せや恵みに気づき感謝すること、そして人の幸せを願う「利他」の心を育むことが、心の安らぎにつながります。「心の健康とは、感謝の心ではないでしょうか」。瀬川猊下はそう語り、「二度とない人生だから」という言葉とともに、日々を大切に生きることの大切さを伝えました。

 

後編では、レーモンド松屋さんによる「ウェルネス・ミュージックLIVE〜うたう力で健幸革命〜」の様子をご紹介します!

 

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